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あるところに友梨佳という女の子とそのお母さん(ママ)が住んでいました。
ある日の夜、ママは夜ご飯にビーフシチューを作ることに決め、牛肉とたまねぎとルウを準備して作り始めました。玉ねぎを切って油を入れた鍋に入れ、ビーフ(牛肉)に塩をふっているところに友梨佳が近寄ってきて話しかけました。
友梨佳「ビーフシチューは牛肉で作るから、ビーフシチューっていうんだよね?」
ママ「そうね~」
友梨佳「でも、豚肉でも作れるよね?」(同じ工程を踏んで形にはできるよね、とママ解釈)」
ママ「そうね~。でも、豚肉でビーフシチューを作ったらそれはビーフシチューとは言わないわね~」
友梨佳「でも、作れるよね?」(しつこいけど何が言いたいのかしら?)
ママ「そうね~。でもビーフシチューを豚肉で作ったらそれはビーフシチューとは言えないから、これはビーフシチューです、といったらうそになっちゃうね~」(ビーフ・牛肉/ポーク・豚肉)
友梨佳「でも、作れるよね?」(ビーフシチューは必ずビーフで作らないといけないのか、食べられるものにならないのか、決まりがあるのか、という本意をママ理解)
ママ「そうね~作れるね~。ちゃんとご飯にはなるし、使えるし作れるし、それはそれで友梨佳ちゃんの料理としてありだよね~。ビーフシチューのルウはビーフと一緒に使ってビーフシチューにしないといけない、そんなことはないし、作っておいしければそれはそれで立派な料理だね~。でもそれはビーフシチューとは呼ばないし呼べないから、誰かに出すなら違う名前が必要だね~。作れるし食べれるけどね~」
ビーフシチューを豚肉で作ったら名前はポークシチューでしょうか。それとも豚肉で作ったビーフシチューでしょうか。
世の中にはたくさんのおいしい食材や調味料が売られていますが使い方は人それぞれ。決まったものを決まったように使わないといけないなんて決まりはありません。
おいしいなにか、作って食べられる何か、になるのであれば使い方作り方はなんでもいい、と、そんなことを教えてくれるような会話でした。
その日の夜ご飯はビーフで作った正真正銘のビーフシチューを親子でおいしく食べましたとさ。
めでたしめでたし。
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